こども家庭庁は今年4月時点の待機児童数は、全国で2567人との調査結果を公表しました。7年連続の減少で過去最少となります。

 今年4月時点の待機児童数は、前の年から113人減り、過去最少の2567人です。

 ピークだった2017年の2万6081人から7年連続で減少していて、およそ10分の1以下にまで減りました。

 こども家庭庁は、園の新設など保育の受け皿の拡大や少子化により申込者数が見込みを下回ったことなどが要因だとしています。

 一方で、共働き世帯の増加や保育士不足などにより待機児童が増加した地域もあり、引き続き、それぞれの地域での保育ニーズに注視して、待機児童の解消を目指したいとしています。