宮城県内最大の梨の産地、蔵王町でシーズンの到来を告げる「梨まつり」が開かれました。

 まつりの特設会場では「幸水」や「豊水」が市価より2割ほど安い値段で販売され、訪れた多くの人たちが旬の味覚を買い求めていました。

 2024年は夏場の気温が高く適度な雨が降ったことから、みずみずしく甘味も十分だということです。

 訪れた人「シャキシャキ感が良いしみずみずしさもあるので食べて美味しいと思います」

 JAみやぎ仙南生産販売部園芸課大場亨課長「糖度が十分上がっています。消費者の皆さまにも大変喜んでもらえる品物になっているかと思いますので、ご賞味頂ければと思っています」

 蔵王町の梨は今後「あきづき」や「新高」など品種を変えながら11月上旬まで続き、シーズンを通しておよそ1000トンの生産を見込んでいます。