宮城県塩釜市出身の作家、五十嵐大さんが市をPRするしおがま未来大使に任命されました。9月には、五十嵐さんの作品を原作とする映画が公開されます。

 塩釜市役所で任命式が行われ、佐藤光樹市長から五十嵐大さんに委嘱状が手渡されました。今後、しおがま未来大使として塩釜市が主催するイベントへの参加や特産品のPR活動などを行います。

 五十嵐さんは、耳の聞こえない親を持つ健聴者=コーダです。13日からは五十嵐さんの自伝的エッセイが原作で、塩釜市や利府町で撮影が行われた「ぼくが生きてる、ふたつの世界」が宮城県で先行上映されます。

 五十嵐大さん「読んだ人がこの作品の舞台の塩釜市ってすごい温かい街だと感じてもらえるような作品を、いつか書けたらいいなと思っています」