激しすぎる嵐が街を襲いました。

 中国南部の重慶市で2日、暴風雨が発生。

 猫も吹き飛ばされるほどの強風が吹き荒れ、各地に被害をもたらした暴風雨。

 現地では、まさかの声が上がっています。

 なんと、人工的に引き起こされたものではないかというのです。

 中国・重慶市を襲った突然の嵐。

 市場では土砂降りの中、強風に運ばれていく台車を転びながらも追い掛ける男性の姿が…。

 各所に大きな被害をもたらした暴風雨について、現地では「人工降雨」が原因ではないかという声が上がっています。

 人工降雨とは空に“雨の素”となる化学物質を打ち上げ、人為的に雨を降らせる方法です。

 プールにつかりながら火鍋を食べる住民たち。中国南部では先月から猛暑が続き、水不足も深刻化していました。

 その対策として今月2日、当局が人工降雨を実施。直後から暴風雨となったため「人工降雨が嵐を激しくさせたのでは」という声が上がったのです。

 しかし、当局は疑惑を否定。嵐は不安定な大気によるもので、人工降雨の影響は限定的だったと主張しています。