5日のマーケットは、アメリカの景気が後退するという懸念から外国為替市場で円高が加速し、日経平均株価は一時、600円以上値下がりしました。

 アメリカの求人件数が市場の予想を下回ったことなどからアメリカ景気が後退するという懸念が広がり、外国為替市場ではドルを売って円を買う流れが強まりました。

 円相場は一時、1ドル=143円台前半まで円高が進みました。

 この円高などを受けて日経平均は輸出関連株を中心に売られ、一時600円以上値下がりしました。

 ただ、4日の株価急落の反動もあり、下げ幅を縮め、プラスに転じる時間帯もありました。

 5日午前は4日よりも130円安い、3万6917円で取引を終えています。