日本製鉄によるアメリカの鉄鋼大手USスチールの買収計画をバイデン大統領が阻止する意向だと報じられたことについて、林官房長官は「経済協力は互いに不可欠」と強調しました。

林官房長官 「日米相互の投資の拡大を含めた経済関係の一層の強化、インド太平洋地域の持続的包摂的な経済成長の実現、経済安全保障分野における協力等は互いにとり、不可欠である」

 林長官はまた、日米政府間でのやり取りについては、個別企業に関するもので「コメントは控える」と述べました。

 ワシントン・ポストなどは、バイデン大統領が近く日本製鉄によるUSスチール買収を正式に阻止することを発表する準備を進めていると報じています。