立憲民主党は4人の候補が地方遊説。自民党総裁選の候補者が掲げる政策について批判する場面もありました。

福岡県で街頭演説を行ったのは野田元総理大臣、枝野前代表、泉代表、当選1回の吉田晴美衆議院議員の4人。

(立憲民主党 枝野前代表) 「解雇規制を緩和して喜ぶのは、クビにしたい経営者の側ですよ。人を使い捨てにする経済・社会をこの30年自民党がやってきて 日本の経済力・国際的な地位はどんどん下がる。この失敗を180度変えましょうよ」

(立憲民主党 野田元総理大臣) 「(裏金問題で)総理が辞めればおしまいですか。表紙が変わればおしまいですか。違うんじゃないんですか。通常の政治スキャンダルとは違います。政治資金の未記載問題というのはうっかりミスではありません。ちゃっかりしっかり脱税したんですよ」

(立憲民主党 泉代表) 「最近自民党の総裁選を見ると立憲民主党かと。あれ、これは立憲民主党の総裁選かというくらいに、防衛増税ゼロとか、政策活動費を廃止するとか、どの口が言っているんだと皆さん思いませんか」

(立憲民主党 吉田晴美議員) 「1期生でそして女性で、なかなかそんな機会が永田町の常識ではありません。この多様性そして期数にとらわれない自由闊達な立憲民主党、これが良さなのではないでしょうか」

それぞれ、政治改革や物価高対策、東京一極集中の是正などについて訴えました。 地方遊説は全国11カ所で予定されていて23日の投開票日まで論戦が交わされます。