夏休みが明けたことを受け、警視庁は東京・歌舞伎町の「トー横」周辺で一斉補導を行い、少年少女ら16人を補導しました。

 新宿区歌舞伎町の「トー横」周辺で若者が事件に巻き込まれるのを防ごうと、警視庁は先週土曜日に一斉補導を行いました。

 警察官ら100人ほどが少年少女らに声を掛け、12歳から18歳までの16人を補導しました。

 なかには、大阪や石川から来ていた人もいました。

 警視庁によりますと、16人のうちおよそ半数が夏休み明けなどに初めて「トー横」を訪れていて「SNSで興味を持ったから来た」「会ってみたい人がいた」などと話しているということです。

 警視庁は「悪意があるような大人から犯罪に巻き込まれる可能性があるので、好奇心から歌舞伎町に立ち入らないように」と注意を呼び掛けています。