警察庁は来年3月から、マイナンバーカードと運転免許証を一体化させることで最終調整を始めます。カードのICチップに免許の情報を記録させるということです。

 警察庁は13日から、マイナンバーカードと運転免許証の一体化に向けた調整を始めます。

 この「マイナ免許証」は来年3月から運用が始まる予定で、マイナンバーカードのICチップに保有者の写真、有効期限や眼鏡の有無などの使用条件を記録させるということです。

 一体化の後も現在の運転免許証を持つことが可能ですが、マイナ免許証では更新時に必要な講習をオンラインで受講でき、手数料も安くなります。

 警察庁は一体化を進め、住所や氏名の変更に伴う区役所などでの行政手続きを簡単にしていきたいということです。

 去年末時点で、国内の運転免許証の保有者の人数はおよそ8186万人に上っています。