アメリカの空港で誘導路を走行していた日本行きの旅客機の翼が別の旅客機に接触し、尾翼が折れる事故がありました。

 アトランタ国際空港で10日朝、羽田行きのデルタ航空機が誘導路を走行中に主翼の先端が同じく誘導路を走行していたエンデバー航空機の後部に衝突しました。

 この事故でエンデバー航空機の尾翼が根元から折れ、デルタ航空機も主翼を損傷しました。

 双方の航空機の乗客乗員にけが人はいないということです。

 ニューヨークタイムズは、エンデバー航空機に搭乗していた乗客の話として「非常に不快な金属が擦れるような音、そして大きな爆発音がした」と伝えています。

 FAA(連邦航空局)は、この事故を調査していると明らかにしています。