■都内また猛暑“秋の景色”おかしい

 東京都内は12日も猛暑日に。厳しい残暑で“秋の景色”がおかしくなっています。

 東京・銀座の飲食店に集まった人の目当ては「かき氷」です。9月中旬になっても、まだまだ看板メニューです。

来店客 「きょう暑かったから冷たいかき氷うれしい」 「ラーメンを食べようと思ったが、やっぱり暑さにはまず(体を)冷やしてからと」

パーラービネフル 西ケ谷佳則オーナー 「忙しい、めちゃくちゃ。ありがたい。多いと200人とか300人来る日もある」

■かき氷もシャインマスカットも…

 残暑の影響はシーズン真っ盛りの観光農園でも。

 例年なら多くの人でにぎわうブドウ狩り。この時期の一番人気は“シャインマスカット”です。

坂本園 坂本浩さん 「こちらがブドウの日焼け」

 粒が変色し、しぼんでしまっていました。

坂本園 坂本浩さん 「硬核期(粒が固い7月ごろ)に35℃を超えてしまうと、日焼けしてしまう率が高くなる。商品価値はない。焼けた部分を切って客に安く提供する」

 今年はシャインマスカットに掛ける傘紙を2重にするなどして対策をしたということです。

坂本園 坂本浩さん 「根本的に変えていかないとブドウ作りも難しくなるので。猛暑の時代がずっと続いてしまうと思うので、色んな対策を考えないといけない時期に来ている」