イランは人工衛星の打ち上げに成功したとイラン国営通信が報じました。ミサイル技術の発展につながるとの懸念も出ています。

 イラン国営通信は14日、革命防衛隊が製造したロケットで国産の人工衛星「チャムラン1号」を打ち上げて軌道への投入に成功したと報じました。

 衛星の重さは約60キロで、イランの複数の企業などによって開発されたということです。

 AP通信などによりますと、イランによる衛星の打ち上げは7月にペゼシュキアン氏が大統領に就任してから初めてで、今年に入り2回目の成功だということです。

 衛星の打ち上げは研究目的とされていますが、欧米からは弾道ミサイル技術の発展につながるとの懸念も出ています。