ベトナムなど東南アジアを襲った台風11号の影響により、ミャンマー各地が大雨に見舞われて洪水などが発生し、少なくとも160人が死亡しました。

 台風11号から変わった低気圧の影響により、ミャンマーでは首都ネピドーのほか、中部マンダレーや北東部シャン州などが大雨に見舞われました。

 各地で土砂崩れや洪水が発生していて、アメリカ政府系メディア「ラジオ・フリー・アジア」は13日、少なくとも160人が死亡したと報じています。

 さらに、多数の人の行方が分からなくなっているほか、孤立している地域もあるということで、現地では救助活動が続けられています。

 ロイター通信によりますと、台風11号が直撃したベトナムでは、これまでに254人が死亡し、82人が行方不明になっているということです。