台風11号から変わった低気圧の影響で、ミャンマーでは洪水などが発生し、これまでに160人が死亡しました。

 ミャンマーでは、首都ネピドーのほか、中部マンダレーや北東部シャン州などが大雨に見舞われました。

 各地で土砂崩れや洪水が発生し、アメリカ政府系のメディア「ラジオ・フリー・アジア」は、これまでに少なくとも160人が死亡したと報じています。

 また、大勢の行方が分からなくなっています。

 ミャンマー国軍によりますと、23万5000人余りの人が避難を余儀なくされているということです。

 台風11号が直撃したベトナムでは、これまでに254人が死亡し、82人が行方不明になっています。