中東レバノンを拠点とするヒズボラのメンバーが所持していたポケベルが爆発した事件について、製造元と指摘されている台湾メーカーは自社が直接、製造したものではないと説明しました。

ゴールド・アポロ 許清光会長 「(Q.貴社で製造されていないことを確信していますか?)100%我々の製品ではないと確信している」

 レバノン各地でヒズボラのメンバーが持っていたポケベル型の通信機器が一斉に爆発し、多数の死傷者が出たことを巡り、台湾メーカーのゴールド・アポロの会長は18日、自社が製造したものではないと説明しました。

 西側のメディアでポケベルの製造元と指摘されていることについては、爆発したポケベルはゴールド・アポロの商標の使用を許可されているBACコンサルティングという会社が製造したものだと主張しました。

 BACはハンガリーのブタペストに拠点を置いているということです。

 ロイター通信によりますと、台湾政府も「台湾からレバノンに直接、ポケベルを輸出した記録はない」としています。