視覚障害者の単独歩行をサポートする機器が来月1日から発売されます。

 大手自動車メーカーホンダから誕生したベンチャー企業が開発した「あしらせ2」は、専用のアプリに目的地を登録すると足への振動と音声で曲がる方向やタイミングなどを伝えます。

 ルートについては最短距離だけの表示ではなく、障害物が少ない道など歩行者の特性に合わせたルートを登録できるということです。

NPO法人 日本視覚障害者柔道連盟 初瀬勇輔会長 「(Q.使用しての感想)視覚障害があると両手を空けておきたい。手が空くという安心感が非常にある」

開発したASHIRASE 千野歩代表取締役CEO 「(Q.今後の展望は?)視覚障害者の方々にまずは使っていただいて、さらに先、研究開発も含めて別のヘルスケアなどに展開することを、コミュニケーションさせていただきながら考えたい」

 歩行をサポートする「あしらせ」は、本体価格5万4000円で10月1日から発売されます。