11月に行われる全日本大学駅伝の東北地区代表選考会が29日に宮城県名取市で行われ、東北大学が2年ぶり17回目の全国への切符をつかみました。

 11月3日に行われる全日本大学駅伝は、27チームが出場し名古屋市の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までの8区間106.8キロで争われます。

 3校が参加した東北地区の選考会は、16キロと10キロのレースで4人ずつ走り合計タイムを競います。

 最初に行われた16キロのレースでは、東北大学がリードを奪います。最後の周回では4年生の向田祐翔選手がロングスパートを仕掛け、独走態勢でゴールしました。

 10キロのレースでも、選手層を厚くしてきたという東北大学が優位に戦いを進め、2年ぶり17回目の全日本大学駅伝出場を決めました。

 東北大学向田祐翔主将「前年敗退してからこの選考会を目標に1年間頑張ってきた。その成果が表れたのではないかと思う」