事件解決の手掛かりになる似顔絵作成の講習会が宮城県警察本部で開催され、若手警察官らが技術を学びました。

 講習会は事件捜査で作成する似顔絵の技術を向上させようと、宮城県警が毎年行っています。

 画家で尚絅学院大学教授の相馬亮さんが講師となり、若手を中心に23人の警察官が参加しました。

 参加者は影をつける方法など基本的な似顔絵の描き方を学んだ後、トレーシングペーパーを使いながら似顔絵を描いていきました。 参加した警察官「現場では素早く似顔絵を作成しなければならないので、パーツの基本的な所を忠実に現場でも慌てる事無く作ることができたらと思う」

 宮城県警によりますと、2023年1年間では71件の事件で容疑者の似顔絵が作成され、そのうち6件が検挙につながったということです。