ゆっくり窓が開いた次の瞬間、窓から飛び出したのは白い物体。隣の家に生卵を投げ付けたとして逮捕された53歳の女の初公判が行われました。

 被害者は当時…。

被害を受けた女性 「特にこちらは(理由を)思いつかない。会うことがないので、トラブルになりようがない」

 再犯の可能性が高いとする検察に対し、「今後は一切、卵を投げない」と話した各務良子被告(53)。その理由が明らかになりました。

 窓を開け、隣の家にポイ。隣の家に生卵を投げたとして建造物損壊の罪に問われた各務被告。

 起訴状などによると、各務被告は去年11月から今年8月までの間、多数回、生卵を投げ付けたということです。

各務良子被告 「多数回というのは分からない」

 検察側は少なくとも80回以上投げたと指摘。再犯の可能性が高いなどとして、懲役2年6カ月を求刑しました。

 これに対し、各務被告は…。

各務良子被告 「今回やったことを後悔している。これ以上、家族に迷惑を掛けないため、今後は一切、卵を投げない」

 判決は今月31日に言い渡されます。