khb子どもの笑顔を広げようキャンペーンでは、番組やイベントなどを通して子どもたちを応援して笑顔を広げる取り組みを行っています。17日に開催した外遊びがテーマのイベントをご紹介します。
公園にある落ち葉やどんぐりなど、秋らしい自然の物を使って遊ぶ子どもたちや、謎のマスクにマントの子どもまで。17日に仙台市太白区の富沢公園で行われたイベント、太白わくわく外遊び大作戦には48人の親子が参加しました。安心して子育てができる地域づくりを目指し、太白区が主催してkhbが運営しているイベントです。
檜森亮太白区長「身近な公園の中でちょっとした工夫で葉っぱとかどんぐりとか楽しそうに遊んでますけども、お子さんそして親御さん一緒に太白区の公園や自然で楽しんで遊んでいただきたいと思います」
このイベントは、ただ子どもたちに遊び場を提供するだけではありません。
参加者「何よりも、私たち自身遊びを提供する側も楽しく過ごすことが一番です。子どもたちがついていくような役割を担えたらいいなと思います」
親子以外に参加しているのは、外遊びのノウハウを教える講師と外遊びの指導者やサポート役を目指す担い手です。
参加者「私たち保育系の仕事を目指していて、今回参加させていただきました」「僕は宮城県利府町で地域おこし協力隊をやってて、子ども向けイベントもやりたいなと思って」
年に数回、講師が指導するワークショップを開催し、ノウハウなどを学びます。その後、公園や河川敷などで外遊びを行い、担い手となる人材を育成するプログラムです。
講師の廣川和紀さん「本当は子どもたちも外に出れば自分たちで楽しく色々考えて遊べると思うんですけど、大人からは色々な場面で制限されているっていうのが現状かなと思うんですけど、子どもがやりたいっていうことを見守ったり遊び方を教えるというよりは、きっかけを作っているっていうイメージで動いています」
外遊びを盛り上げる道具なども提供しますが、どう使うかは子ども次第です。自由に遊ばせる一方で、子どもたちを見守る配慮も欠かしません。ブランコで遊ぶ子どもと、葉っぱで遊ぶ子どもの距離が近くなってくると葉っぱを遠ざけることで、子どもたちを自然に遠ざけます。
綱渡りの遊びですが、子どもたちがうまくできないと見るや、もう1本ロープを張って手すりの代わりにします。
講師の廣川和紀さん「自然にあるものを生かしながら、子どもたちがやりたいっていう気持ちとバランス持って関わってくれるといいなっていうようなお話はしてますね」
外遊びは2時間ほど行われ、身近な公園でも子どもたちにとってはいつもとは違う満足感を得られたようです。
子ども「めちゃくちゃ楽しかった」大人の人と本気で鬼ごっこができて楽しかった」
講師の廣川和紀さん「落ち葉と竹ぼうきだけでもあんなに楽しいし、どんぐりを拾って転がしたりするだけでも十分楽しいし、特別に楽しめて良かったねってことじゃなくて、これが当たり前のように毎日になってほしいなって」
太白わくわく外遊び大作戦は、次回は1月ごろの開催を予定しています。