8日で太平洋戦争の開戦から83年です。仙台市中心部では、市民団体が平和や戦争反対などを訴えました。
街頭活動を行ったのは「宮城県母親大会連絡会」で、約50人が仙台市中心部のアーケードなどを練り歩きました。
日本原水爆被害者団体協議会が、ノーベル平和賞を受賞したことにも触れ、改めて戦争の悲惨さを伝え、平和な世界を引き継ぐことの大切さを訴えました。
【宮城県母親大会連絡会佐藤郁子会長】
「日本を戦争する国にしてはならないし、この12月8日に改めて戦争についてみんなが考えてほしい」
参加者は戦時中に配られた召集令状=通称「赤紙」を模した紙を、道行く人に配るなどして、平和の尊さを伝えていました。