深刻な人手不足などに対応するため、熟練の作業員に代わって工場内の設備点検ができる小型の犬型ロボットが公開されました。

 この犬型ロボットは連続4時間稼働し、人の目では判別が難しい工場内のパイプのわずかな振動などを検知することができます。

 パイプの振動はガス漏れなど重大な事故につながる可能性があり、日々の点検が欠かせません。

 このロボットによって人手不足や作業負担の軽減効果が期待されています。

 また、ロボットを遠隔操作し、リアルタイムの映像をAI(人工知能)が解析する仕組みも検証しています。