辺野古への移設を巡り、軟弱地盤を改良する工事が始まりました。

 普天間基地の移設を巡り防衛省は28日、沖縄県名護市の大浦湾で、軟弱地盤を改良する工事に着手したと発表しました。

 今後、およそ7万本の砂の杭を打ち込む方針です。

 玉城知事は「工事を急いでやる理由がよく分からない」としたうえで、「辺野古移設では普天間基地の一日も早い返還にはつながらない」と述べて、政府に対話による解決を改めて求めました。