新年まで残すところあと3日。年末の掃除や片付けはピークを迎えています。そこで、「短時間でできるキッチンの片付け方」を専門家に取材しました。

■短時間でできるキッチン片づけ術

 家族や親戚が集まるこの時期。キッチンが汚れていて人を呼ぶのが恥ずかしいと思ったことはありませんか。

キッチンの片付けに苦労している鈴木渚さん 「(Q.キッチンの片付けは大変ですか?)はい。大変でドンドンドンドン積み重なってしまっている状態」

 キッチンが片付けられず困っているという鈴木さん。夫婦共働きの5人家族で10年間、キッチンを片付けたことがないそうです。

鈴木さん 「使ったまま、ただ重ねている。本当に使っているか、下の方は分からない。ちょっと汚いし」 「こちらは、まず下が水筒類だったり備蓄しているもの。片方しか出せなくていつも閉まっていたが、大体、片方開いている状態」 「(Q.上にも入っている?)はい、上も入っています」

 ごちゃごちゃしていて片付けにくいキッチン。お片付け習慣化コンサルタントの西崎彩智さんに短時間でできる片付け方法を教えてもらいました。

“片付けの達人”西崎彩智さん 「(Q.ポイントってありますか?)1.使っているものだけを残す。2.使いやすい動線になっているか。3.取り出しやすく戻しやすい収納」

 賞味期限などの数字が書いていないものは…。

“片付けの達人”西崎さん 「リアルに使っているか、使っていないかで分けましょう」

 選別によって捨てられることになった調理器具です。この後、空いた引き出しに収納ラックを入れていくのですが、その前に、あることをやるのがポイントだそうです。

 市販されているキッチン用の滑り止めシートは、面積に応じて簡単に切り取ることができます。

“片付けの達人”西崎さん 「(Q.シートはなぜ敷く?)棚の内部を傷めないため、動かないようにするため」

 1枚敷くだけで後々、掃除もしやすくなるそうです。

 収納のコツは7割程度に収めること。

鈴木さん 「すーっと取れる!」

 続いては食器棚。ポイントは大人用と子ども用に分けて収納する高さを変えることだそうです。食洗機の近くに置くことで片付けも便利になるそうです。

 キッチンをきれいに片付けることでストレスがなくなり、料理の時短にもつながるといいます。

お片づけ習慣化コンサルタント 西崎彩智さん 「自分が家事をやっても時間が余る。だから仕事もできるし家事もできるし、私いい感じじゃんって思える所がキッチンだなと」