東京の日本橋茅場町に新たに誕生する宮城県のアンテナショップが、28日にオープンすることが決まりました。

 県の特産品や工芸品を扱う宮城ふるさとプラザは、2005年に東京の池袋にオープンしましたが、県が経費の負担を理由に閉店を決め12月に19年の歴史に幕を下ろしました。

 委託運営を行っていた県物産振興協会は、存続を求める声があったことから、独自に日本橋茅場町で営業を続けること決めました。

 28日にオープンする新たな店舗では、これまでと同じく特産品を取り扱う他、ビジネスマン向けに軽食やテイクアウトに力を入れていくということです。

 11月からはクラウドファンディングが行われ、目標額の2000万円を上回る約2800万円が集まりました。

 宮城県物産振興協会横田清志事務局長「宮城県出身で首都圏にいらっしゃる方の心のよりどころを無くしてはいけないという部分が大きかった。気を引き締めて皆さんの支援の下に成り立つ新しい店舗でございますので、しっかりと宮城県のPRのために努めていきたい。東京にあるリトル宮城というような立場でいきたい」

 新たな店舗は、2026年3月ごろまでの期間限定で営業されます。