日本銀行は3カ月に一度取りまとめている地域経済報の通称「さくらレポート」で、9地域のうち東北と北陸の景気判断を引き上げました。
1月のさくらレポートは、全国9地域の総括判断については「一部に弱めの動きもみられるが、すべての地域で景気は『緩やかに回復』『持ち直し』『緩やかに持ち直し』としている」として、前回去年10月の調査から据え置きました。
地域別では東北と北陸の判断を引き上げ、その他7つの地域は判断を据え置きました。
東北については「緩やかに持ち直している」を「持ち直している」としています。
北陸については「緩やかに回復しつつある」を「緩やかに回復している」に引き上げました。
ただ、引き続き「一部に能登半島地震の影響がみられる」との表現は据え置きました。