大学入学共通テストは2日目を迎え、新たに加わった教科「情報」の試験が初めて実施されました。

 今年の大学入学共通テストは現在の学習指導要領を反映した初めてのテストで、およそ49万5000人の受験生が出願しました。

 2日目は「理科」と「数学」に加え、プログラミングやデータの活用などが問われる「情報」の試験が初めて実施されました。

受験生 「プログラミングという範囲がすごく難しくて、YouTubeとかで解説している人を見てやっと理解できた。1年目なので、そこまで難しくないんじゃないかなと期待」 「(情報は)どこまで難しいのが出るのか分からないので、楽しみたい。最後まで諦めずに粘っていきたい」

 東京大学本郷キャンパスの入り口では、高校の教師らが、受験生にあめなどを渡し、激励している姿が見られました。一方、受験生らは思い思いの朝ごはんを食べて、試験に臨んでいました。

受験生 「(Q.朝ごはんは食べましたか?)豚汁を飲みました」 「いつもと同じパンを食べた。レーズンが入っているやつ。いつも朝ごはんは軽く済ませているので、きょうも同じ方がいいかなと思って」 「きのうの夜ごはんの残りのおでんに、うどんを入れて食べてきました」 「朝はあまり食べられない人なので、ヨーグルトだけ」 「(Q.乳酸菌パワー?)はい」 「肉まんとあんまんを食べました」 「(Q.勝負飯はいつも何?)かつ丼。きのう食べました」

 共通テストは本試験となる2日間の日程を終え、体調不良者などを対象とした追試験・再試験が、来週25日と26日に行われます。