ガザ地区の停戦に伴い、イスラム組織「ハマス」は新たに人質6人を解放しました。
ハマスが22日に解放した男性6人のうち2人は、ガザ地区でおよそ10年間、拘束されていたということです。
また女性1人の遺体も22日までに返還され、身元が特定されたとイスラエルメディアが報じました。
遺体は当初20日に返還予定でしたが、その後、別人と分かりイスラエルが合意違反だと指摘していました。
これを受けイスラエルは、収監していたパレスチナ人602人の釈放を延期しています。
ハマスも声明を出して「合意に対する明確な違反だ」としていて、双方が非難し合う事態となり、停戦が次の段階に進むかは不透明な状況です。