宮城県石巻市の水産加工会社が製造した生食用カキが原因の食中毒が発生し、会社が自主回収を進めています。
食中毒の原因となったのは、石巻市の「海幸」が製造し、全国の会員制スーパー「コストコ」で販売された「宮城県産 大粒生牡蠣」です。
宮城県によりますと、2月13日以降全国18の自治体に住む男女37人が下痢や嘔吐などの症状を訴えたということです。宮城県内では患者は確認されていません。
石巻保健所は、患者に共通する食品がこの商品に限られていることや、複数の患者の便からノロウイルスが検出されていることなどから食中毒の原因と断定しました。
製造業者が、消費期限が2月5日から17日までのおよそ1万1000パックの自主回収を進めています。