ウクライナの隣国ポーランドの国防相は、国内のすべての民間空港を軍事利用できるよう準備を進めていることを明らかにしました。

 ポーランドのコシニャクカミシュ国防相は25日「すべての空港は、軍との協力・連携の可能性に適応し、何らかの形で適応されなければならない」と述べました。

 すでに、一部の空港で拡張作業が行われているほか、燃料貯蔵施設や貨物拠点の建設計画が進んでいるということです。

 NATO(北大西洋条約機構)加盟国のポーランドは、ウクライナのほか、ロシアを支援するベラルーシやロシアの飛び地、カリーニングラードと国境を接していて、ロシアの侵攻以来、防衛力強化を進めています。