日経平均株価は午後に入ってさらに下げ幅を広げています。一時1400円以上、値下がりし、3万7000円を割り込んでいます。

 アメリカのトランプ大統領がカナダとメキシコからの輸入品への関税措置を予定通り発動する考えを示したことや前日のアメリカ市場でハイテク株などが大きく下落しました。

 この流れを受けて日経平均は午前中から1000円以上、値下がりし、午後は一時、1400円以上下がっています。

 トランプ大統領が中国への追加関税を20%とする方針を明らかにした影響もあるとみられます。

 市場ではアメリカ景気への懸念の広がりなどから、早ければ数日中にも関税への姿勢を和らげる可能性も指摘されていて、今後のトランプ大統領の発言が注目されています。