ヨーロッパの首脳らがウクライナ情勢を話し合うサミットがイギリスで開かれ、ゼレンスキー大統領も参加しました。

 2日、ロンドンで開かれたサミットでは、ウクライナへの軍事支援の継続やロシアへの経済的圧力の強化などで合意しました。

 会議を主催したイギリスのスターマー首相は、ウクライナへ防空ミサイル5000発以上を供給するため、3000億円を超える追加支援を発表しました。

 また、ウクライナとともにイギリス、フランスが中心となって停戦案を策定し、アメリカに提示することを明らかにしました。

 そして停戦後には平和維持部隊として複数の国が部隊を派遣する用意があるとして、「ヨーロッパは平和維持のために重責を果たさなければならないが、その成功にはアメリカの強力な支援が必要だ」と強調しました。