北朝鮮の金与正氏が談話を公開し「威嚇的行動の増大を検討する」と挑発を示唆しました。韓国国防省は「ミサイル発射の動きがある」と指摘しています。

 金正恩総書記の妹、与正氏は4日、朝鮮中央通信を通じて公開した談話でアメリカの原子力空母「カール・ビンソン」の韓国入港を非難しました。

 そのうえで「我々の安全圏への否定的影響に対処し、敵国の安全圏に対する戦略的水準の威嚇的行動を増大させることを慎重に検討する」としてミサイル発射などの挑発を示唆し、警告しています。

 一方、韓国国防省は4日の会見で北朝鮮が「ミサイルを発射しようとする動きがあり、軍が注視している」と明らかにしています。