1月の経常収支は2500億円を超える赤字でした。赤字は2023年1月以来、2年ぶりです。
海外との総合的な取引を示す経常収支は、2576億円の赤字でした。
輸入が大きく伸びたことが主な要因で、輸入は前の年の同じ月と比べて1兆5668億円多い、10兆4401億円でした。
今年は中国の春節が1月末からだったため、工場の稼働が止まる前に輸入する動きが強まりました。
一方、海外の子会社からの配当金が増え、第一次所得収支は1月として過去最大の3兆6015億円の黒字となったほか、インバウンドの増加で旅行収支も過去最大となる7083億円の黒字でした。