東日本大震災から3月11日で14年です。宮城県石巻市では、当時小学生だった若者2人が震災を伝える活動を語りました。

 石巻市でトークセッションを行ったのは、石巻市出身の岩倉侑さん(22)と七ヶ浜町出身の若生遥斗さん(22)です。

 岩倉侑さん「通っていた小学校、自分が住んでいた地域一帯が被害を受けた」
 若生遥斗さん「避難した先で津波を目撃した経験をしている」

 2人は、聞いた話を周りの人たちに話してほしと伝えました。
 若生遥斗さん「聞いてくれた方も語り部になってほしい。(聞いた話を)自分で持ち帰って家族に話したり、友達に伝えたりということも十分語り部になるのかな」
 岩倉侑さん「災害とか被災してしまうということをテレビの中の世界ではなく、リアルな世界に存在しているということを知ってほしい」

 参加者「伝え続けていく事は震災を経た中では必要なことですし、若い人たちが動いてくれているっていうのは、すごい心強いしありがたいなと思う」