6日に走行中の車両の連結が外れ運転を見合わせたトラブルの影響で、東北新幹線は7日もダイヤが乱れるなど混乱が続いています。

 JR仙台駅には朝早くから利用客が訪れ、駅員や掲示板などでチケットの払い戻しや変更が無いかを確認し、仕事や旅行に向かっていました。

 「旅行に行けなくなったら困るなと思って早くに駅に来たんですけど、今確認してました。行こうとは思っているんですけど、帰りがどうなるのか分からないので心配です」「秋田から東京までこまち1本で行く予定でしたが、秋田から盛岡、盛岡で乗り換えて仙台なんですけど、またこれから乗り換えて東京に向かいます」

 新幹線は6日、運休111本、遅れ106本に上り、15万2800人に影響が出ました。

 JR東日本は原因が判明して対策が完了するまで、はやぶさとこまちの連結運転を中止すると決めています。

 秋田新幹線と山形新幹線は、東京から秋田や山形への直通運転が無くなり、運休や折り返し運転となっています。

 JR東日本は、混雑が予想されるため朝夕の時間帯に上下計5本の臨時列車を運行します。