ベガルタはV・ファーレン長崎と引き分けました。優勝候補を相手に互角の戦いぶり。今後につながる価値ある引き分けです。

 この日は梁さん、富田さんがコンコースに立って、林野火災が発生した岩手県大船渡市の被災地を支援する義援金の募金活動を行いました。

 また、試合前には14年前の東日本大震災で犠牲になった人へ黙とうを捧げました。

 試合が動いたのは前半24分、長崎にゴールを奪われます。ディフェンダーの足に当たってシュートコースが変わる不運もあり、先制されました。

 その2分後、ベガルタが反撃。鎌田選手とのパス交換から石尾選手。入団2年目・石尾選手のうれしいプロ初ゴールで同点に追いつきます。

 勢いにのるベガルタは、このあとも攻めます。荒木選手からエロン選手。わずかに届きません。

 守備ではリーグ屈指といわれる長崎の攻撃を必死に食い止め、追加点を許しません。

 両者譲らず1対1、引き分けに終わりました。

 森山佳郎監督「互角にやれるなあ。きょうのゲームでも証明できた。(次節)水戸も勢いがあるチーム。そのあとは磐田。自信持って戦っていけると思っています」

 次は16日、ベガルタはアウェーで水戸と対戦します。