大阪府では12日から、全日制の公立高校128校が一般選抜試験を実施していて、3万4000人の受験生が出願しています。

 府内の公立の全日制高校の志願者数は、現行の入試制度になった2016年度以降最も少なく、およそ半数の65校が定員割れをしているということです。

 大阪府では国に先行して公立・私立を問わず、授業料の無償化が進められていて、私立高校への進学を希望する受験生が増えたことなどが影響したとみられます。

大阪府 吉村洋文知事(49)のSNSから 「大阪には100校弱の私立高校がある。半分が定員割れだ。公立だけじゃない。私立も半分が定員割れしてる」

 吉村知事はSNSで「高校の再編整備をしながら教育の質を高めたらいい」と訴えました。

(「グッド!モーニング」2025年3月13日放送分より)