宮城県白石市の公共工事をめぐる官製談合事件で、市の係長が予定価格などの非公開情報を付せんに書き込み業者側に伝えていたことが新たに分かりました。
白石市上下水道事業所の工務係長、平間大地被告(36)は草刈工務店の代表、草刈俊彦被告(63)に市発注の工事の予定価格などを漏らした官製談合防止法違反などの罪で12日に起訴されました。
平間被告は、非公開情報である予定価格と指名業者を付せんに手書きで書き込み、業者側に渡していたことが新たに分かりました。
捜査関係者によりますと、逮捕段階で平間被告は容疑を認め、草刈被告は黙秘しているということです。