8日の日経平均株価は大きく値上がりして取引が始まりました。

 日経平均は、午前9時の取引開始とともに600円近く値上がりしました。

 その後も上昇し、上げ幅は一時、1700円を超えました。

 現在は7日の終値より1702円高い3万2839円で取引されています。

 日経平均は7日、過去3番目となる2644円の下げ幅を記録するなど3営業日で4500円余り下落し、一時、1年半ぶりに3万1000円を割り込みました。

 市場関係者は、8日の上昇は「パニック売り」が落ち着いてきたことによる反発の動きだとみています。

 7日夜の石破総理とアメリカのトランプ大統領による電話会談については「反発のきっかけ」にはなったものの、不安払拭までは至っていないという見方です。