アメリカ・ワシントンでシンクタンクのイベントに参加した自民党の小野寺政調会長らは、トランプ関税による安全保障への影響に懸念を示し、早い決着を訴えました。

自民党　小野寺政調会長 「アメリカから少し距離を置いて、中国に近寄っていく国も増えるかもしれない。（関税問題に）早くウィンウィンの形で決着をつけ、安全保障面でも日本の役割を果たしていくべきだ」

自民党　小泉前選対委員長 「中国に対する思いというのは、日米で揺るがない問題意識がありますから、トランプ大統領のお言葉は、メイク・アメリカ・グレート・アゲインの『MAGA』ですが、メイク・アライアンス・グレート・オールウェイズ、こういう『MAGA』だと」

　小泉前選対委員長は、これまで以上に日米関係を強化できる分野を見つけるべきだと強調しました。

　具体的には、日本でのアメリカの艦船や軍民共用の船の製造、アメリカの造船拠点への投資も考え得る選択肢だと述べました。