宮城県で4日、新たに326人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者2人の死亡が確認されました。加美町の保育施設ではクラスターが発生しました。
市町村別では仙台市174人、大崎市19人、石巻市16人、多賀城市14人、加美町・大河原町各11人、柴田町10人、富谷市・塩釜市・名取市各9人、栗原市・美里町各7人、色麻町5人、七ヶ浜町・利府町各4人、登米市・大和町各3人、岩沼市・東松島市・気仙沼市・松島町各2人、白石市・女川町・山元町各1人となっています。
年代別では10歳未満55人、10代65人、20代41人、30代51人、40代53人、50代30人、60代17人、70代8人、80代5人、90代1人です。
宮城県の水曜日の感染者は、4月6日766人、13日748人、20日734人、27日649人と高い水準で推移してきました。5月4日は326人と前週よりほぼ半減しましたが、大型連休で検査数が少ないことが影響しているとみられています。
また、入院患者2人の死亡が確認されました。仙台市の90代女性と、仙台市以外の80代女性です。宮城県内の死者は累計で190人になりました。
加美町の保育施設ではクラスターが発生しました。これまでに24人の感染が確認されています。感染対策は行われていたものの、マスク着用が困難な状況もあったことが影響したとみられています。
宮城県のまとめによりますと、4日午後1時時点で療養者は4479人で、内訳は入院156人、宿泊療養721人、自宅療養3110人、入院・療養先の準備中・調整中492人です。
確保病床の使用率は、宮城県全体で18.0%(94/523床)、重症病床は3.6%(2/55床)、仙台医療圏に限ると19.3%(66/342床)、重症病床は2.5%(1/40床)です。
宮城県が発表している3日現在のPCR検査等の実施状況は、4月29日904件(陽性274)、30日1158件(陽性312)、5月1日747件(陽性212)、2日900件(陽性382)、コールセンターへの相談件数は、29日409件、30日416件、1日364件、2日534件となっています。