仙台七夕まつりの開幕を前に、七夕飾りづくりが最盛期を迎えています。3年ぶりの通常開催となる2022年、飾りの発注は感染拡大前の8割ほどまで戻っているということです。
七夕飾りの製作を担う仙台市若林区の鳴海屋紙商事では、5月中旬から始まった作業がピーク迎え、和紙でできた花や鶴を取り付ける作業が急ピッチで進められています。
野口ちひろアナウンサー「こちらには出来上がった七夕飾りが保管されています。過去2年はがいっぱいになることはなかったそうですが、2022年は色とりどりの飾りがずらりと並んでいます。とても華やかです」
仙台七夕まつりは、新型コロナの影響で2020年は中止、2021年は飾りの数を大幅に減らすなど規模の縮小を余儀なくされました。
2022年は、人の手が触れないよう飾りを地上から2メートル以上の高さに設置するなど対策を講じた上で、3年ぶりに通常規模での開催を目指しています。
鳴海屋紙商事には、市内6つの商店街から感染拡大前の8割ほどの注文が入っていて、祭り当日までに約400の七夕飾りを作るということです。
鳴海屋紙商事数井道憲社長「やっと以前の光景に戻って来たなという安心しているような感じでございます。皆様それぞれの願いを込めて、楽しい七夕まつりを見ていただければという風に思っております」
仙台七夕まつりは、8月6日から8日まで開催されます。