宮城県で14日、新たに2418人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。また、患者2人の死亡が確認されました。

 感染が確認されたのは、仙台市1268人、石巻市160人、大崎市119人、名取市117人、気仙沼市76人、多賀城市65人、東松島市61人、富谷市54人、岩沼市51人、登米市50人、柴田町42人、栗原市39人、塩釜市36人、利府町32人、亘理町29人、蔵王町29人、大和町26人、大河原町23人、加美町21人、角田市14人、美里町12人、山元町12人、大衡村11人、白石市10人、涌谷町10人、七ヶ浜町8人、丸森町8人、色麻町8人、松島町7人、南三陸町6人、村田町5人、川崎町5人、大郷町3人、女川町1人です。

 感染者2418人のうち69人は検査をせず医師の判断で陽性とされた、みなし陽性です。

 年代別では10歳未満360人、10代290人、20代382人、30代403人、40代454人、50代231人、60代130人、70代76人、80代68人、90代23人、100歳代1人となっています。

 宮城県の日曜日の感染者は、7月17日875人、24日2017人、31日2792人、8月7日2448人と推移していて、14日は2418人と前週を30人下回りましたが、依然として高い水準となっています。

 また、90代の女性患者2人が亡くなりました。宮城県内の死者は累計で248人となりました。

 クラスターは新たに1件発生しました。仙台市の高齢者施設では、これまでに10人の感染が確認されています。

 宮城県のまとめによりますと、14日午後1時時点で療養者2万7695人、内訳は入院372人で過去最多、宿泊療養1477人、自宅療養2万626人、入院・療養先の準備中・調整中が5170人です。

 14日午前10時時点の確保病床の使用率は、宮城県全体で53.5%(297/555床)、重症病床20.0%(11/55床)、仙台医療圏に限ると61.2%(229/374床)、重症病床は22.5%(9/40床)となっています。

 宮城県が発表している13日現在のPCR検査等の実施状況は、9日3279件(陽性3920)、10日2720件(陽性3541)、11日2947件(陽性1386)、12日1857件(陽性2960件)、コールセンターへの相談件数は、9日1045件、10日739件、11日701件、12日946件、13日801件となっています。