3連休最終日の19日、観光地の宮城県松島町には多くの人が訪れていました。コロナ感染も落ち着きを見せ始める中、関係者はこれからの行楽シーズンに期待を寄せます。

 午前11時ごろの松島です。遊覧船乗り場には長蛇の列ができていました。

 台風14号の影響が出始めて風は強めに吹いていましたが、観光客は島々の景色を楽しんでいました。

 松島観光協会によると、夏の人出はコロナ前の8割から9割ほどまで回復したということです。

 この3連休も、全国各地から多くの観光客が訪れてにぎわいを見せていました。

 観光客「すごいきれいですね。瑞巌寺に行ったんですけど、すごい良かったです」「(コロナも)ちょっと落ち着いてきたからという感じで、行けるときに(訪れた)という感じです。いろいろ食べ歩きできたらと思う」 10月末には国道45号を歩行者天国にする社会実験も予定されていて、関係者はこれからのシーズンに引き続き期待を寄せます。 一方、7月の大雨では被害が出たことから台風の影響を心配しています。

 松島観光協会志賀寧会長「7月の豪雨の再来がなければいいなという心配だけで、10月末の紅葉ライトアップとか、社会実験とか先を見て準備段階に入っていますんで、今ここは何とか(台風を)乗り切んなきゃというふうに思っています」