宮城県石巻市大川地区で、東日本大震災で被災した地域の町並みを再現した、ふるさとの記憶模型展が開かれています。
川沿いに広がる田んぼに色とりどりの屋根。そして砂浜にはパラソルが立っています。 この模型は、大川地区で災害危険区域に指定された釜谷、間垣、長面、尾崎の4つの集落の被災前の街並みを、500分の1の大きさで再現したものです。
すべてを合わせると畳20畳以上の大きさがあります。
大川コミュニティーセンターで開かれている模型展には、地元の人たちが訪れ模型を眺めながら、思い出話に花を咲かせていました。
来場者「釜谷とか、学校に通った針岡から、間垣も無くなったしね」「とても懐かしいね、昔一緒だった人たちの顔が思い出されてね。こんなに綺麗に作ってもらって分かりやすくしてもらって本当にありがたいね。ずっと保存してもらえるものね」
大川地区「記憶の街」模型復元プロジェクト実行委員会大槻幹夫さん「単なる模型じゃないだよね話を聞くと。そういう話はやっぱり聞こえてきますよね」
模型の展示は21日までで、入場は無料です。