宮城県塩釜市の小学校で、50年前に埋めたタイムカプセルを当時の卒業生らが掘り起こしました。
9日、塩釜市立第一小学校でタイムカプセルの開封式が開かれました。
50年前に体育館前に埋められたタイムカプセルを、50年前の卒業生と現在の児童ら約80人で掘り起こしていきました。
タイムカプセルは学校創立100年の記念として実施されたもので、当初は100年後に開封する予定でした。
しかし、卒業生が元気なうちに現役の児童と一緒に掘り起こして交流しようと、50年という節目の年に開封することになりました。
カプセルから出てきたのはランドセルや教科書、人形などです。
卒業生と児童らは、興味津々に50年の時を超えた品々を眺めていました。
当時の担任も参加し、卒業生は懐かしい日々を思い出しながら交流していました。
50年前の卒業生「当初は100年後ということだったので、見られるとは思ってませんでした。感慨深いですね、こんなもの入れてたんだっていう」
6年生「昔のものが沢山残っていて、昔どういうものがあったかとか沢山あったので、それを知れてよかったです」
タイムカプセルの中身は泥などを落とした後、校舎内に展示して卒業生や地域の人も見学できるようにする予定です。