仙台市は、夏のボーナスにかかる源泉所得税の納付が職員のミスにより遅れ、延滞税などが課された問題を受け、郡市長と副市長の冬のボーナスの引き上げを延期する方針を示しました。

 仙台市では、6月に支給したボーナスに課される源泉所得税の納付が職員のミスで遅れ、延滞税など約5000万円の追加負担が生じました。

 これを受け、仙台市は郡市長と副市長のこの冬のボーナスについて0.05カ月分の引き上げを予定していましたが、2023年の夏に延期する考えを示しました。

 給与については、郡市長と副市長の2023年1月から3月までの3カ月間、半額に減らす方針が示されています。

 ボーナスの引き上げ延期や給与の減額に関する条例改正案は、12月7日に開会する12月議会に提案されます。