宮城県石巻市で正月の縁起物、繭玉飾り作りが最盛期を迎えています。

 繭玉飾りは無病息災や家内安全を願い、神棚などに飾る正月の縁起物です。

 石巻市南境地区の農家、松川郁子さんの家では毎年、近所の人たちと繭玉飾りを作っていて、今最盛期を迎えています。

 もち粉で作った色鮮やかな飾りをヤナギの枝に手際よく付けていきます。

 松川郁子さん「七色の虹のように病気などが無いように守っているからねって、繭玉も守ってるからねって飾って、買ってもらっているんです」

 16日ごろまでに約2000本の繭玉飾りを作る予定です。

 価格は1000円から大きいものでは7000円で、石巻市内のスーパーなどで販売されるということです。