118番は、海で発生した事件や事故を海上保安庁に通報できる電話番号です。第二管区海上保安本部は、1月18日の118番の日を前に正しい利用を呼び掛ました。
海上保安庁では、2011年から毎年1月18日を118番の日と定め、全国で周知活動を行っています。
第二管区海上保安本部によりますと、2022年1年間に約1万8000件の118番通報がありましたが、99パーセント余りが無言電話や間違い電話だったということです。
無言電話であっても折り返し電話をして確認する作業が生じるほか、折り返しに反応がない場合は、巡視艇などを派遣して確認するケースもあるということです。
第二管区海上保安本部警備救難部救難課田中祐雅課長「海で助けを求めている人を一刻も早く救出するために必要な通信手段となっておりますので、落ち着いて情報など通報いただければと思います」
二管本部では18日、宮城県石巻市の商業施設で118番の適正利用を呼び掛ける啓発活動を予定しています。